今回の特集は、「キャンプに行ってみたいけどまわりにやっている人がいない」、「何を買っていいのか分からない」というビギナー向けの内容。ステップ2では、いよいよキャンプ場へ泊まります。最初はできるだけシンプルに楽しみましょう!
キャンプの醍醐味”テント泊” 最初は欲張らずシンプルに
はじめてのキャンプは「せっかくだから」とつい張り切ってしまいがちですが、最初から欲張らないことがカギ。
慣れない場所でのテント設営、料理の準備は意外と時間がかかってしまいます。できるだけシンプルな計画を心がけて。事前準備はメモに書きだすとスムーズです。買ったばかりのテントは、庭などの広い場所で一度組み立ててみましょう。
準備が整ったらいよいよキャンプ場へ! キャンプ場で気持ちよく過ごすコツは、マナーを守ること。炊事棟やトイレなどの共同スペースは、次に使う人の事を思いやりながら利用しましょう。
ステップ2で必要になるアイテム
Cテント:居住空間であるテント選びは大切。収容人数や耐久性、重量も考慮したい。
Dマット&シュラフ:睡眠の質を左右するマットとシュラフ(寝袋)。場所やシーズンによって必要なスペックが変わる。
Eランタン:これがなければ真っ暗。キャンプの夜を彩ってくれるランタンはいろんな種類があります
POINT1 テントのサイズや形はさまざま
キャンプの満足度を大きく左右するのが、居住空間であるテント選び。収容人数によって大きさや形が異なり、前提として使用人数を考える必要があります。
例えばソロキャンプを楽しみたいなら、コンパクトかつ設営が簡単なワンルームタイプや山岳テントがおすすめ。
家族で出かけるなら、寝室が別途設けられているツールームテントが定番でしょう。広いツールームテントなら、タープなしでもリビング空間を確保できます。
ワンポール型:天井が高く設営も早い ドーム型:自立式で安定感あり
トンネル型 :居住空間が広い ベル型:キャンプサイトで目を引く
POINT 2 マット・シュラフは季節に合わせて
地面からの冷気を防ぎ、敷き布団の役割を果たしてくれるマットレスは安眠できるふかふかの寝心地のものを選びましょう。
シュラフはマミー型、封筒型と大きく分けて2つ。
対応気温や対応シーズンが記載されているので、キャンプ予定地の最低気温より低いものを選びましょう。地面との距離があるコットを利用するのもおすすめ。
POINT 3 まずはカセットコンロにレトルトでOK!
キャンプ用のクッカー&バーナーがなくても、自宅にあるカセットコンロと鍋があれば十分。
お湯を沸かしてカップラーメンを食べたり、レトルトのカレーやおでんを温めてみたり。特別な料理はなくても、「自然の中でごはんを食べる」という体験だけで素敵な思い出になりますよ。
はじめてのキャンプは忘れられない一日になるはずです。
夜はランタンの明かりを灯し、おしゃべりを楽しんで。