アウトドアが好きな人はどんな家に住んでどんな暮らしをしているんだろう? ルート編集部が、自然を愛する坂本さん夫妻の家におじゃましました。
薪ストーブにウッドデッキ
キーワードは「山小屋」
家の中心に置かれた薪ストーブ、庭にせり出したウッドデッキ、リビングに配されたキャンプチェア。今回は、要所にアウトドアのエッセンスが散りばめられた坂本さんのお宅におじゃましました。
笑い声が響き渡るリビング。物は少なめですっきりと。大人数が集まってもストレスのない広さ
ご自身もアウトドアショップに勤め、週末は登山やキャンプなどを家族で楽しんでいるそうです。そんな史子さんのお気に入りの場所は、広い造作キッチン。
要望を全部聞いてもらったというキッチン。リビングと対面しているので子どもの様子がすぐ分かる
お菓子作りも趣味だといい、「シンクの広さや高さなど、全部オーダーを聞いてもらいました」と満足げ。このオリジナルキッチンでは、たくさんのスイーツたちが生み出されています。
史子さん手作りのスイーツ。この日のおやつはアップルタルトと作り置きしておいたクッキーの数々
「住宅展示場をいろいろと見て回ったんですが、(当時内覧した)HOMEPARTYの家の薪ストーブと木の感じが自分たちのスタイルに合ってるなと思ったんです」と振り返る将基さん。それからいろんなことを相談し、理想の家づくりがはじまりました。
坂本家を手掛けたデザイナーの林田さんは、「デザインにこだわるのはもちろん、住む方の暮らしに合わせた提案が大切にしているんです」と話します。
2階の窓は大きく、阿蘇の山々が見えるように。階段下の空間を生かし、キッチン奥にはパントリーを。住んだ後の暮らしを考えることを何よりも大切にしているといいます。また坂本家は1、2階合わせて約27坪。そこまで広くない家は、「簡単にモノを増やさない」という夫婦の意識改革につながりました。
坂本家のみなさん。左から将基さん、慎平くん、史子さん、新太くん
また坂本家は1、2階合わせて約27坪。そこまで広くない家は、「簡単にモノを増やさない」という夫婦の意識改革につながりました。収納は玄関の押入れと2階のウォークインクローゼットをメインに各箇所に設けられ、大きな収納家具はなし。それでも、たくさんのアウトドアギアがこの家のどこかに隠されています。自然を愛で、調和した暮らしを楽しむこと。心地よい空間を大切にすること。坂本家には、山小屋の雰囲気と重なる素朴で温かい空気が流れていました。
容量のシューズクローク。トレッキングシューズやランニングシューズなどたくさんの靴が並ぶ
アウトドアライフを楽しむ坂本さんファミリー
週末は近くの山へ
長男の慎平くんは登山にハマり中。史子さんとよく近隣の山に登りに行っているとか
家族で癒しの時間
自然と触れ合う時間を大切にしている坂本家。遊び盛りの長男・次男は大はしゃぎ!
収納の秘密はウォークインクローゼット
寝室の奥にあるウォークインクローゼットには、かさばるアウトドアギアなどをひとまとめに収納
趣味を暮らしに取り込むアウトドアスタイルの家
山やキャンプなど毎日は行けないけど、自宅でアウトドアの雰囲気を日常でも味わえたら最高ですよね。
今回取材した坂本さん宅は、『HOME PARTY』という熊本の住宅会社さんで建てているので、気になる方は問い合わせてみると、アウトドアスタイルのマイホームを実現できるかも。
HOME PARTY
暮らしの中で四季を感じ、日々成長する家族と家の経年美を楽しめるーそんな「愛着のあるすまいづくり」をテーマにしているハウスメーカー。キーワードは「シンプルであすこと」、「使い込むほどになじむこと」、「作り手の意思がかんじられること」。