登山・アウトドア用品のインポートブランドを中心に、テクニカルなギアを扱うケンコー社。今回は、アウトドア通のケンコー社スタッフが良質なキャンプギアをセレクト。ウルトラライト、そして機能性にすぐれたアイテムを教えてもらいました。他の人とは違った通好みのギアをみつけてくださいね。
ウルトラライトで身も心も軽く
たくさんの道具を持っていくキャンプも楽しいですが、軽量なUL(ウルトラライト)製品を使うとメリットがいっぱい。
とにかく持ち運びがラクで、自家用車じゃなくともバイクや自転車、電車など様々な交通手段でキャンプに行くことができます。また軽量な道具はコンパクト。自宅での収納も場所を取りません。
道具がシンプルになると、準備や片付けも時短できます。道具を「軽く」「小さく」することで身も心も軽くなり、よりキャンプが快適になるはずです。
軽量なのに快適なテント!
コパースプールHVUL2EX(ビッグアグネス)
¥73,700 重量/1.47kg
軽量ながら快適さも重視した設計、フライ設営の多彩なバリエーションも大きな魅力です。2021年は日本仕様のEXが登場。メッシュ部を少なくすることで温度の低い時期にも対応し、より幅広いシーズンで活躍してくれます。
1キロ以下のULテーブル
ウッドチャックキャンプテーブル(ビッグアグネス)
¥14,080 重量/992g
ULスタイルでも「テーブルは持っていきたい」という方におすすめです。重さは1kgを切り、コンパクトな収納はバックパックやバイクでも十分持っていけるサイズ。剛性の高いフレームを使用し、天板も固さがあるので安定感あります。
大きな薪も使える焚火台
TABI(ベルモント) ¥11,000
重量/本体:298g(火床+脚)+125g(側板+網)
軽量焚火台の大本命。チタン製で総重量はなんと423g。市販の大きな薪も使えて、耐荷重も約15kgと十分のスペックです。板状・棒状のパーツのため収納時の厚さは15mmに収まりコンパクト。調理しやすい形状も良いですね。
コンパクトなのに強度もあるチェア
スカイラインULチェア(ピッグアグネス)
¥16,280 重量/765g
ベーシックな形状ながら、重量は765gととても軽量。さらに耐荷重は110kgと十分な強度。コンパクトに収納でき、出し入れしやすいケースの形状も便利。人と少し違うアイテムが欲しい方は試してみてください。
“取柄”が際立つギアを選ぶ
テントにテーブル、チェア、焚火台⋯⋯。キャンプ道具を揃えたいけど、選択肢が多くて何を買えばいいのか分からないという人も多いはず。「とりあえず」で買うと、あとで後悔することもしばしば。値段も決して安くはないし、買い直しはしたくないですよね。様々なメーカーから色々な種類のものが出ていますが、おすすめは「長所が際立っている」アイテム。なおかつコストパフォーマンスに優れ、オシャレで目を引くなら言うことなし。
火吹き棒で火力コントロールはおまかせ
アルティメット ファイヤースターター(バーゴ) ¥3,960
火吹き棒があると火力のコントロールができて楽しみが広がります。伸縮式で、収納時は152mmとコンパクトに。ファイヤースパークも付属しているので、着火から火力コントロールまでこれー本でOK!長年のロングセラーです。
夜を素敵に演出するランタン
HINOTO(SOTO) ¥6,930
今年新発売のガスランプ。ゆらゆらと揺れる灯かりは、夜の時間を演出する最高のアイテムです。本体自体にガスを注入して使用するため細身でコンパクトに。OD缶に直結して使用することもでき、卓上を暖かく照らしてくれます。
小型で使いやすい斧
スカウト(ハルタホース) ¥9,020
北欧スウェーデンで伝統の技術を持った職人たちの手によって作られている。カーブしたヒッコリー柄や手作業で鍛造されるヘッドは雰囲気たっぷりです。なかでもスカウトは小型で取り回しよく、使いやすいサイズ感です。薪割など、初心者におススメです。
広い前室がうれしいテント
フーリー3ETC(ワイルドカントリー) ¥41,800
テントサイトで映えるトンネル型テント。インナーとフライを接続して収納しておけば、あっという間に設営が可能で、慣れれば5分もかかりません。広い前室や収納のコンパクトさ、耐風性の高さなども評価すべきポイントとなります。
卓上OKなツーバーナーコンロ
GRID2バーナー(SOTO) ¥26,400
2バーナーといえば高さのあるものが一般的ですが、こちらは卓上に置けるフラットタイプ。ロースタイルのキャンプなどで雰囲気を損ねないスタイリッシュなデザインです。マイクロレギュレーター搭載で、寒い中でも安定的な火力をキープしてくれます。
通好みのギアで差をつけよう
キャンプギアも色々なメーカーから出ていますが、隣のサイトの人や一緒に来ている人とかぶることも…。機能的で通好みのギアセレクトで他の人とちょっと違いを出してみるのはいかがでしょうか?