ROUTe

ROUTeのインスタグラム ROUTeTwitter ROUTeのFacebook ROUTeのmailmagazine

2021.04.30

インタビュー 橋本華恋さん(キャンプ女子株式会社)

輝いているあの人にフォーカスし、現在に至るまでのルーツをたどる“ROUTe PEOPLE“。第二回目は、キャンプ女子コミュニティ「キャンジョ」を運営する『キャンプ女子株式会社』代表の橋本華恋さんにインタビューしました。

福岡市内から一番近いキャンプ場『油山グランピング』などアウトドア施設の運営やプロデュースを行い、キャンプ道具レンタルやグッズ販売など、活動は多岐に渡ります。なぜキャンジョがスタートしたのか? それは橋本さんが感じた「不便」から生まれたものでした。


「キャンプを知ってる人生の方が楽しいと思う」

キャンプ女子株式会社代表 橋本華恋さん

1990年熊本県生まれ。大学より福岡に移住。卒業後は会社員として働く中、キャンプの楽しさに魅了され、2018年キャンプの楽しさを伝えるべく「キャンプ女子/キャンジョ」のコミュニティを立ち上げる。2019年6月にキャンプ女子株式会社設立。

忙しい会社員時代、キャンプに救われていた

橋本さんのキャンプデビューは?
友人に誘われて(長崎県)大村のキャンプイベントに行ったのが最初でした。その後、くじゅう登山に行ってテント泊したんです。その時「テントで泊まるっていいな」と思って。自分で道具を買って本格的にデビューしたのはボイボイキャンプ場(大分県)でした。

その時の感想は?
山の中で、自分でテントを立ててごはんを食べるっていう経験が非日常ですごく感動しました。その感動体験にどんどんはまっていって。
私、キャンプに救われたっていうのがあるんですよね。当時は営業マンだったのでノルマがあったりと、忙しい日々に追われていたんです。そんな中でも、週末くじゅうに行ったら山が見れて、阿蘇に行けば広大な景色が見れて、居酒屋で飲むかわりに、友人たちとキャンプで火を囲むっていうことに癒されていました。

なぜキャンプで起業をしようと思ったんですか?
キャンプに行くようになって、「情報ってネットにあまり載ってないな」という不便を感じるようになったんです。
その課題を解決できたらいいなと思ったというのが起業のきっかけですね。
例えばキャンプ場の電話予約って、今のライフスタイルに合わないじゃないですか。お昼10時から17時までの受付時間って、仕事してる人は予約取りづらいだろうし。そういう時に予約サイトがあればと思っていました。

「キャンプ女子」と女性に特化されたのはどういう背景から?
キャンプ場ってパウダールームもないし着替え室もないし、女性は少しハードルが高いですよね。最初は「何着て行ったらいいんだろう?」というところから迷うと思うんです。
女性に特化した情報が少ないので、そういった課題が解決できたらと、女性にむけた情報をたくさん発信しています。キャンジョのサービスは女性に限ったものではないんですけどね。

キャンジョのオリジナルグッズはサイトで販売中

キャンプではどういう過ごし方をされますか?
キャンプではゆっくりしたいので、食材は事前にカットして仕込んでいきます。テントを立てたらコーヒーやお酒を飲んだりして、夜になったら焚き火をして、っていうのが多いですけど、特に決まってないんです。あと、観光とセットで行くことが多いです。この前服掛松キャンプ場(熊本県)に行ったんですけど、隣が宮崎県じゃないですか。くじゅうと阿蘇も近いし、20分車で走れば温泉があったりするんですよね。キャンプ場に行く時は、近くのスポットをチェックしています。

キャンジョを通じてこれからやりたいこと

キャンプ女子のサービスを通じてどんなことをやっていきたいですか?
キャンプって最初はなかなか1人でスタートしづらいですよね。なので、インスタグラムでは「実際に行けない人」に向けて発信していたりするんです。もう1歩踏み出せそうな人には、福岡限定なんですがキャンプ道具のレンタルをして試していただく。それで「自分で道具買ってみようかな」と思ったらキャンプ場に予約してもらう、という流れができるといいかなって。初めての人の背中を押すようなサービスをやりたいなと思います。キャンプの世界を知ってる人生の方が楽しいと思うので。

全国でキャンプイベントを開催。ディスプレイなどのコーディネートも行っている

九州のキャンプフィールドの良さは何だと思いますか?
すべてが大きいですよね。山が連なっていたり、自然をダイレクトに感じれるというか。去年、埼玉を折り返し地点にして、ある程度有名なキャンプ場を回ったんです。関東関西とかと比べたらまだまだ「ハイスペックキャンプ場」みたいな場所は少ないかもしれないですけど、そうじゃないスケールの大きさを感じています。あと、キャンプ場の方がすごく優しいですよね。

キャンプマナーについて、お考えをお聞かせください。
みんなが「優しさ」を持てばいいと思うんですよね。例えばスピーカーで大きな音楽を鳴らすのって、他の方のことを思えば自ずとボリュームは下げるでしょうし、お酒飲んでも節度を守って過ごすことができる。隣のテントサイトに挨拶したり、そういうことが大事だと思います。

キャンプ女子株式会社

女性に限らずキャンプを始めたい全ての方へ、キャンプの魅力を伝えるメディア。キャンプ場をはじめ、様々な場所でイベントやセミナーを開催している。キャンプのレンタルサービスやアウトドア施設の運営やプロデュースなども行い、幅広く活動。

キャンプ女子株式会社   

 

全国発の旗艦店 キャンジョストア 天神イムズ店

キャンジョストア 天神イムズ店

キャンプの楽しさを広げる日本初の実店舗
キャンジョの旗艦店キャンジョストア天神イムズ店が、福岡・天神駅徒歩3分にグランドオープン

福岡市中央区天神1-7-11 B1F CAMJYOSTORE   

CAMJYO STORE

CAMJYO STORE

メディアブランド”CAMJYO/”(キャンジョ)のオンラインストア。

アウトドアやキャンプを楽しむ全ての女性に、かわいいをお届けするサイト。

CAMJYO STORE