鹿児島県と宮崎県にまたがる霧島連山。20あまりの火山からなり、春夏秋冬さまざまに表情をかえる魅力的な山域です。個性的な山々が連なる霧島連山を「制覇してみたい」と思ったことはありませんか?
日本百名山や九州百名山に選ばれた秀嶺が連なる霧島連山は、年間を通してハイカーに人気の山です。
天孫降臨伝説の残る霊山・高千穂峰、雄大な景色が待つ眺望抜群の韓国岳、大きな火口湖が特徴的な大浪池。えびの高原を拠点にめぐる白鳥山や甑岳……。
どの山に登っても、素晴らしい景色が待っています。
高千穂峰の山頂へと続く背門丘(せとお)にて
ROUTeでは、別冊の第一弾として霧島連山本を発行しました。今回フィーチャーしたのは、霧島連山の名峰をスタンプラリー形式でめぐる「霧島連山 山印帳」。
魅力たっぷりの霧島連山を、山印帳を使っての自分たちペースで楽しみながら制覇する方法や山の魅力、コースを詳しく紹介しています。
take free/数には限りがあります。気になる方はぜひお早めに!
==========設置店===========
■鹿児島県:えびのエコミュージアムセンター、霧島市観光案内所、シェルパ鹿児島、高千穂河原ビジターセンター、TSUTAYA BOOKSTORE霧島
■福岡県:A&F福岡店、喫茶・喫酒 おまめ、Foxfire FACTORY OUTLET 福岡、平田ナーセリー、ラリーグラス、蔦屋書店イオンモール筑紫野
■大分県:くじゅうベース、DELTA CAMP STORE、TSUTAYA森町店
■熊本県:菊鹿ワイナリー、シェルパ熊本、シェルパアミュプラザくまもと店、Skill of the Earth、蔦屋書店嘉島、蔦屋書店熊本三年坂、TSUTAYA琴平店、TSUTAYA菊陽店
※遠方にお住まいなどで取りに行けない方は霧島市観光案内所へお問合せを
☎︎0995-57-1588(霧島市観光案内所)
霧島連山 山印帳(やまいんちょう)って?
霧島連山の対象の15座を対象とした、スタンプラリー形式の冊子。神社やお寺を参拝した記録として印章印影を集める御朱印帳のように、山印帳は「その山に登った」という証です。
ただ登るだけでなく、回る楽しみやスタンプを取得する達成感があります。
霧島市観光案内所で販売されています(発行:霧島市観光協会)
霧島市観光案内所
住所 鹿児島県霧島市霧島田口2459-6 営業時間 9:00〜17:00(4〜9月は17:30まで) 休み 年末年始
山印帳の使い方を動画で確認しよう!
↓click↓
スタンプラリー対象の15座って?
霧島連山の以下の15座が対象です。
高千穂峰/韓国岳/大浪池/えびの岳/栗野岳/白鳥山/甑岳/獅子戸岳/大幡山/丸岡山/夷守岳/中岳/新燃岳/二子石/御鉢
噴火警戒レベルに応じて立入規制区域が設定されているため、通行できない登山道や道路がある場合があります。登山前には噴火警戒レベルを確認し、退入規制がされている場所へは、絶対に入らないようにしましょう。規制により登頂できない対象座は無条件で押印が可能です。
霧島連山MAPはこちら▼
https://route-official.com/wp-content/uploads/2023/01/kirishimarenzan_MAP.pdf
スタンプの集め方
①まずは霧島市観光案内所で山印帳をゲット(登った後に購入してもOKです)
②対象の山に登り、GPSアプリで軌跡を保存するか頂上でご自身の写真を撮影します。
③データを持参し、山印帳のスタンプが押印できる霧島市観光案内所へ。
④スタッフに頂上での写真かGPSアプリの記録を提示し、確認してもらいます。
⑤確認が終わったら、登った山のスタンプを押します。
⑥15座のスタンプが全部集まったらコンプリート!
「山印帳とめぐる霧島連山」のモデルとして一緒に霧島連山を回ったあんなさん(左)としおりさん(右)。山印帳は「霧島市観光案内所」で購入&押印できます
“朝駆け”で人気の韓国岳から大浪池を周回
山印帳は、縦走(じゅうそう)したり、コースタイムの短い山を組み合わせてハシゴすることで、効率的に回ることができます。今回は、韓国岳と大浪池を合わせて歩いてきました。
九州の登山者はしばしばご来光登山のことを「朝駆け」と表現しますが、韓国岳は朝駆けにもってこいの山。暗い夜道でもえびの高原はアクセスしやすく、登山道も比較的登りやすいので、ハイシーズンの山頂は多くの人で賑わっています。
この日はえびの高原からスタートし、韓国岳登山口より入山。晴れ予報とあって、ワクワクしながら山道を登っていきます。
雰囲気たっぷりの硫黄山
5合目の広場を過ぎ、韓国岳山頂へ向かいます。山頂に着いたら、朝日を待ちながら朝ごはん! すると、次第に明るくなってきて、目の前に高千穂峰と新燃岳が織りなす絶景が広がりました。
目の前に広がる大パノラマ! 奥に見えるのは高千穂峰
この幻想的な光景は早朝ならでは。しっかりとカメラに写真をおさめ、山頂でゆっくりした後は大浪池へ向かいます。
エメラルドグリーンに輝く池は、周囲1.9km、水深11mの火口湖で、周囲をぐるっと一周することができます。
山頂で朝日を満喫したら、眼下に見下ろす大浪池へ降りてみよう
大浪池までは、韓国岳避難小屋に向けてほぼ一直線の下り。木製階段の道が長く続くので、気をつけて降りましょう。
階段の幅は狭いため、登ってくる登山者とお互いに譲り合いを。
木製の階段をひたすら降りる
大浪池は標高1,411m。基本的にアップダウンが少なく、快適な登山道が続きます。モミやツガの原生林が広がり、周回の途中ではひらけている展望ポイントも。周回途中には大浪池休憩所があり、池を眺めながら休憩することができます。
基本的に樹林帯を歩くが、所々開けた場所があり、絶好の写真スポットとなっている
火口縁をぐるっと回った後は大浪池登山口に降り、再びえびの高原に戻りました。綺麗なご来光も見れて、大満足の山行に!
大浪池のみならば比較的歩きやすいので、初心者や親子登山にもおすすめです。
山印帳を使って、霧島連山めぐりを楽しもう
ROUTe別冊では、他の山も各コースを詳しく紹介しています。山印帳片手に、霧島連山の15名山を巡ってみませんか?ぜひ手に入れて、霧島連山を巡ってみてくださいね!
4月にモデルの二人とプロカメラマンを迎え、「カメラと旅する霧島」プレミアムツアーイベントを開催します。山好き、カメラ好きの方ぜひご参加宜しくお願いします。
カメラと旅する霧島。ツアー申込&詳細はコチラからhttps://routeshop.thebase.in/items/70969649
撮影地:栗野岳