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2021.11.30

みんなのメスティンレシピ大公開

キャンパーやハイカーの中で愛用者の多い“メスティン”。食材や味付けでいろんなバリエーションを楽しむことができ、そのレシピは無限大。今回はメスティンを使いこなす6組の皆さんにレシピを教えてもらいました。


メスティンとは?

 

米を炊く飯盒(はんごう)のこと。炊飯以外にも煮込み料理や蒸し料理に使うことができ、クッカーとして汎用性が高い。飯盒には兵式飯盒と呼ばれるソラマメ型のものなどがあるが、一般的に「メスティン」といえば、「トランギア」等で知られるハンドル付きの長方形型のものを指す。

 

ごはんの炊き方って?

はじめに米をといで浸水させておく。バーナーの場合、「強火で15〜20分程度火にかけ、沸騰して蓋が浮いてきたらとろ火にして約10分」と紹介されることが多いが、「20〜25分程度弱火にかける」「固形燃料1個分で炊く」という人もおり、炊き方は様々。炊き上がったら、タオルなどに包んでしばらく蒸らそう。今回の6組の皆さんの炊き方も参考にしてみて。

レシピその1   タコめし

ゆでダコ×えだまめをびっしり散りばめて

マイメスティン:トランギア

〈材料〉 米(1合)、ゆでダコ(140g)、枝豆(60g)〈 A 〉醤油・酒・みりん(各大さじ1)・顆粒だし(少々)・生姜(千切り適量※最後に混ぜる分を少し残しておく

〈作り方〉 ①米をとぎ、30分ほど浸水しておく。②〈A 〉を入れ混ぜる。③ゆでダコと枝豆をバランスよくびっしり敷き詰める。 ④弱火で20分ほど火にかける。 ⑤火を止めた後はタオルに包んで20分ほど蒸らし、残しておいた生姜を混ぜ込んで完成

阪本珠美さん:キャンプ場に勤務。自然の中でゆっくり過ごすことが好き。焚き火+コーヒー(とお酒)の魅力にはまっている。

 

レシピその2   トマト&オイルサーディン飯

酸味と塩気のマッチング! 酒の肴にもってこい

マイメスティン:YOKELLMUX

〈材料〉米(1合)、オイルサーディン(2/1缶)、ミニトマト(3個)、コンソメ顆粒(小さじ1)、塩(小さじ1/2弱)、粗挽きコショウ(適量)

〈作り方〉①米をとぎ、コンソメと塩を入れ軽く混ぜる。 ②オイルサーディンの半量を並べ、浸かっているオイルの半量を入れる。 ③ミニトマトを4等分に切り並べ、粗挽きコショウをふる。 ④30分浸水させた後、固形燃料1個で炊き、火が消えたら20分蒸らして完成。

内田保知さん:キャンプとカレーを愛するフリーランスのカメラマン。コロナ禍で料理の腕前がメキメキと上がっている。

 

レシピその3 鶏めし 

ゴボウの食感が楽しい、旨味たっぷり鶏めし

マイメスティン:トランギア

〈材料〉米(1合)、鶏モモ肉(100g)、サラダ油(小さじ1)、一味orアウトドアスパイスほりにし・赤(適量)、合わせ調味料(醤油大さじ2、砂糖大さじ1、酒小さじ1、みりん小さじ1)、ゴボウ(ささがき50g)、生姜(千切り5g)

〈作り方〉①米をといで浸水しておく。 ②メスティンにサラダ油をひき、鶏肉、ゴボウ、生姜の順で炒め、合わせ調味料を加えて煮立たせる(生姜はトッピング用に少し残す)。 ③炒めた具材をシェラカップに移し、旨味の残ったメスティンに浸水しておいた米を水ごと入れて炊く(炊飯の間、メスティンの上にシェラカップを置いておく)。 ④炊き上がったらシェラカップの具材をご飯にのせ、蓋をして5分ほど保温する。 ⑤一味を入れて混ぜ、生姜を飾って完成

野津純さん:登山ショップに勤務し、アウトドアギア・アパレルに精通。プライベートでも自然に親しむ。夫・長男とP32~35に登場。

 

レシピその4 カオマンガイ

一度食べたらクセになる、ナンプラーの風味

マイメスティン:トランギア

〈材料〉米(1合)、ニンニクチューブ(2cm)、生姜チューブ(2cm)、ナンプラー(大さじ1)、醤油(大さじ1)、鶏モモ(1/2枚)、刻みネギ(適量)

〈作り方〉①米をといでニンニクと生姜、ナンプラー、醤油を入れ混ぜる。 ②鶏モモを米の上にトッピングして蓋をする。 ③30分置いた後、吹きこぼすまで強火にかける。沸騰したら弱火で10分。 ④最後に刻みネギをトッピングして完成。ネギをパクチーにするとより本格的な味わいに

宮岡千尋さん・光子さん:ミニマルな暮らしを心がける、アウトドア好きの夫妻。休日は登山やキャンプをしてゆっくり過ごす。

 

レシピその5 ターメリックライス

カレーならこれ一択! 鮮やかな黄色で食欲増進

マイメスティン:ワークマン

〈材料〉米(1合)、ターメリック(適量)、塩(適量)、バター(固形タイプ1個)

〈作り方〉①米をとぎ、30分浸水させる。 ②炊く前にターメリックと塩を入れ、しっかり混ぜる。 ③弱火で約20分火にかける。 ④火を止めた後はタオルに包んで10分放置し、蒸らす。 ⑤バターをトッピングして混ぜ合わせ、完成

カレーは炊飯中に作っておこう

ツチダさん:カレー好きが高じ、ブログサイト「スパナビ」やSNSでスパイスの魅力を日々発信。普段は広告代理店勤務。

 

レシピその6 エビのパエリア 

カラフルで目にも楽しい、エスニック風ごはん

マイメスティン:トランギア

〈材料〉米(1合)、パエリアの素、コンソメ顆粒(小さじ1)、エビ(3尾)、パプリカ(適量)

〈作り方〉①米をとぎ、パエリアの素とコンソメ顆粒を入れ混ぜ、30分浸水させる。 ②エビとパプリカを1cm角に切り、上にトッピングして蓋をする。 ③沸騰するまで強火にかける。沸騰したら弱火で10分。火を止めた後は蒸らして完成。

サカタツ:本誌ディレクター。ワークインライフをモットーにアウトドア三昧の日々を過ごしている。サッカーと釣りも好き。

 

皆さんの自慢のレシピ、いかがでしたか?

それぞれのお気に入りのメスティン、様々な炊き方で美味しそうに出来上がっています。

気になるレシピはぜひトライしてみてくださいね。