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2023.07.02

水と緑の森、菊池渓谷で ヘルスツーリズムツアー開催

マイナスイオン溢れる森、菊池渓谷(きくちけいこく)。全長2㎞の遊歩道をハイキングする「阿蘇くじゅう国立公園菊池渓谷ヘルスツーリズム」のパッケージツアーを開催します。ここでは菊池渓谷散策の魅力を紹介します。気になった方はぜひツアーにも参加してくださいね。


パッケージツアーのお申込&詳細はコチラ
https://renzan.net/mag/archives/1097


夏は天然クーラー、秋は紅葉狩りを楽しめる

日本名水百選や日本の滝百選などに選ばれている菊池渓谷。阿蘇外輪山の北西、標高500~800mの間に位置し、広大な面積からなる“憩いの森”です。

夏の平均水温は13度と低く、天然クーラーと言われるほど。

避暑地として夏の時期は多くの観光客で賑い、渓谷内の遊歩道では、連続するいくつもの滝や瀬、渕に出会え、その渓谷美は心を癒してくれます。

夏は避暑地として楽しめます

 

紅葉ヶ瀬の紅葉。他にも紅葉を楽しめるスポットが沢山

 

往復2㎞の遊歩道を散策する菊池渓谷満喫コース

菊池渓谷に着いたら、まずは左手の橋の下にある、菊池渓谷内で最大の落差を誇る滝「掛幕の滝」を見てから行きましょう。この滝は見落としがちなので忘れないように。名前の通り、水が幕のようにしたたり落ちています。

掛幕の滝。晴れていたら虹がでることも

 

掛幕の滝を楽しんだら、ビジターセンターを通り、協力金収容所で協力金を支払った後、満喫コース散策のスタートです。

情緒ある赤い橋を渡り200mほど歩くと、まずはじめに黎明の滝が見えてきます。この神秘的な空間と綺麗な滝は来た人を癒してくれますよ。滝の近くまで岩場を通って歩いて行けるので滝の近くでマイナスイオンを浴びることができます。

 

この橋からも遠目に滝が見えます。菊池渓谷散策のスタートです

 

木々の間から日が差し込むと幻想的な空間に

 

黎明の滝で癒された後は、しばらく遊歩道を歩きます。

遊歩道は整備されているのでとても歩きやすいです。杉の木の中、横目に流れる水の音や鳥や虫たちの心地よい声が聞こえてきます。

どんどん進んでいくと、右に天狗滝竜ヶ渕・紅葉が瀬、まっすぐ行くと四万十滝・広河原という分岐があります。もう疲れたなと思った方は、この分岐を右に行き橋を渡ってビジターセンターに戻るコース(癒しコース)もあります。体力に応じて歩くコースを選んでくださいね。

 

遊歩道は自然を楽しみながら、なだらかな登り下りを歩いて行きます

 

この分岐を右に行くと天狗滝竜ヶ渕。更に橋を進むと入口に戻るルートに出ます

 

日本の滝100選、四十三万滝へ

分岐を超えて進んでいくと、いよいよ菊池渓谷の名所、日本の滝100選になっている四十三万滝へ。

1日平均水量43万石(約7.8万t)が名前の由来とする説もあります。源流部にありながら豊富な水量を誇る滝です。その先には、随一の撮影スポットになっている広河原に着きます。広々とした眺望が楽しめる、写真映え間違いなしのスポットです。四季を通じて訪れる人の心を和ませてくれます。

 

日本の滝100選の四十三万滝。豪快な滝の音と水しぶきが心地良い

 

広河原には、木陰になっている箇所があり、ここで休憩することが出来る

 

それと忘れてはいけないのが、四十三万滝と広河原の間にある包岩槻(ほうがんつき)。大きな石を木の根っこが包んでいる、大自然の偉大さを感じるパワースポットです。

阿蘇の噴火で発生した噴石を岩の根が抱え込み、後の侵食で地表に現れたものといわれています。この包岩槻(ほうがんつき)も普通に歩いてると見落としがちなので忘れずにチェックしてくださいね。

 

四十三万滝と広河原間の遊歩道左側にあるので忘れずにチェックしよう

 

広河原を思う存分堪能した後は、九州自然歩道を通ってビジターセンターまで戻ります。ビジターセンター内にはトイレの他、カレーやうどんなどのランチメニューも提供していますのでぜひ立寄ってみてくださいね。

 

チーズカレー700円

 

菊池渓谷に関するお問合せ

・菊池市役所観光振興課
TEL/0968-25-7223
住所/熊本県菊池市隈府888番地

・菊池渓谷を美しくする保護管理協議会
TEL/0968-27-0210
住所/熊本県菊池市原5026番地(管理事務所)

菊池渓谷ガイド   

 

菊池渓谷の後は菊池市街地のカフェや温泉へ

菊池渓谷の散策のあとは、美人の湯として知られる菊池温泉に立ち寄ったり、市街地でカフェを楽しみましょう。

菊池市街には立寄り温泉も多数ありますが、今回は、きくち観光物産館に併設されいる、足湯と築90年の内科医院を改装した古民家カフェの「asanishimasa」へ行って来ました。

 

きくち観光物産館に併設されている足湯

 

 

「asanishimasa」は洋館の様な佇まいで店内の雰囲気も落ち着いた大人のカフェでした。カフェメニューも手作りのケーキやプリン、自家焙煎の珈琲など、どれもとても美味しかったです。菊池渓谷の後は、温泉やカフェや食事も楽しんでくださいね。

 

asanishimasaの店内。お店の扉を開いたらこの空間、心が躍ります

 

気まぐれデザート(ドリンクセット1,600円)

 

 

菊池渓谷ヘルスツーリズムツアー開催

菊池渓谷散策と菊池の足湯やカフェはいかがだったでしょうか?
今回紹介した、菊池渓谷散策を地元ガイドが案内するヘルスツーリズムに、菊池のお土産やランチ、温泉周遊券が付いたお得なパッケージツアーを夏と秋に3回開催します。この機会に菊池渓谷をぜひお楽しみください。

パッケージツアーのお申込&詳細はコチラ
https://renzan.net/mag/archives/1097