ギラギラと照り付けていた太陽が穏やかな日差しに変わり、涼しい風が吹き抜けたらいよいよ秋の訪れです。秋になったら紅葉スポットにお出かけする人が多いように、山もハイシーズン。登山を始めるには絶好のタイミングです。

普段の紅葉狩りより身近に、ディープに楽しめる

夏の間たくさん日光を浴びた草木は、気温が下がると一気に色付き、またたく間に紅葉の絨毯ができあがります。

真っ赤に染まるカエデの木々、黄色に染まるブナやマンサク……。色とりどりの木々はどこか艶めいていて、その美しい姿に見惚れてしまいます。

紅葉のトンネルを歩いたり、真っ赤に紅葉した木々の下ご飯を食べたりと、身近に楽しめるのが秋の山歩きです。

おすすめの紅葉登山：くじゅう連山

九州で紅葉が楽しい山といえばやっぱりくじゅう連山。写真の三俣山（みまたやま）では、山頂をぐるっと周回し紅葉の中を歩くことができます。
紅葉×池の組み合わせが幻想的な大船山（たいせんざん）や、紅葉のトンネルの中を歩く黒岳など、くじゅうにはバラエティに富んだ山がたくさん！

吉部登山口から坊ガツルへ向かうルートにて

おすすめの紅葉登山：根子岳

阿蘇の根子岳は、大きくそびえる岩と真っ赤に燃える紅葉のコントラストが印象的で、他の山とは一線を画す美しさ。斜面全体が赤や黄色に覆われた様は圧巻で、その姿を写真に納めようと、カメラをもった登山者で賑わいます。